金属製のものが多い
従来の骨壺は主に陶器でできていますが、割れない骨壺は金属製のものが多いです。金属はある程度高いところから落としたとしても、凹むことはあっても割れることはないからです。また、金属よりは耐久度が落ちるものの、耐久性の高い木材で割れない骨壺が作られることもあります。
デザインは様々
金属でできた割れない骨壺は、何も手を加えていないと無機質な見た目ですが、骨壺とは本来無機質なものなので、特に問題はありません。ただ、割れない骨壺が全て無機質な見た目というわけではなく、お骨を家の中で供養し続ける人のために、華やかな絵や別の素材の質感が描かれたものもあります。
蓋が開かないことも大事
割れない骨壺は、骨壺が割れることで、中のお骨が外に出てしまうのを防ぐために必要とされます。そのため、ただ割れない素材が使用されているだけではなく、蓋も簡単に開かないようになっています。もし、骨壺が割れなくても蓋が簡単に開いてしまえば、お骨が外に出てしまい、骨壺が割れた時と大差ない結果になってしまうからです。したがって、強力な磁石やネジ構造などによって、本体と蓋がしっかりと固定されます。